吟醸を吟じます
吟醸を吟じます
日本酒の「吟醸」は詩吟から?
日本酒の「吟醸」という言葉を聞くと、まるで詩歌を吟じるかのような、優雅で奥深い響きを感じますよね。
「もしかして、詩吟のように長く発声して吟じることと、吟醸酒を長い時間をかけて造る(醸す)
そんな疑問を持った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は日本酒の「吟醸」と詩吟には直接的な由来の関係はありません。。
日本酒における「吟醸」とは、「吟味して醸造する」という意味が込められています。
「吟味」とは、素材や工程を徹底的に選び抜き、丁寧に時間をかけて良い酒を造ることを指します。
具体的には、精米歩合60%以下まで米を磨き、低温でゆっくりと発酵させることで、
華やかでフルーティーな香りの日本酒が生まれます。
詩吟の「吟」も、詩歌を声に出して詠む、吟味するという意味合いはありますが、
日本酒の吟醸とは別の文脈で使われてきた言葉です。日本酒の吟醸は、あくまで酒造りにおける技術と
手間暇を表す言葉なのです。
この機会に、吟醸酒の奥深い世界をぜひ味わってみてくださいね。